11月16日(木)に今年度第2回目の「北区の小児訪問看護をささえる会 SUKU♡SUKU」がオンラインで開催されました。
今回は区内にある小児から高齢まで幅広い年齢層を対象とした訪問看護ステーションの管理者の方からの小児看護の症例発表でした。
テーマは「成人移行期の医療的ケア児の重度訪問介護との協働について」。
参加者は区内の訪問看師はもちろん、事例に携わっている重度訪問介護事業所の管理者、相談支援事業所の相談支援専門員など16名程度でした。
・看護ニーズが大きく3社の訪問看護ステーションで介入する際の課題
・成人の難病患者ではなく、小児分野、重症心身障害児への関わりで重度訪問介護を利用する場合の課題
・介護職員の喀痰吸引や経管栄養などの3号研修でできる範囲の医療行為の課題
・訪問看護師から重度訪問介護事業所など他の福祉系職員への情報伝達や技術指導の課題
・家庭内や環境調整の工夫
・兄弟時等がヤングケアラーにならないようにする配慮などなど・・・様々な視点で意見交換がなされました。
次回の開催は来年2月。近隣区で医療的ケア児や重症心身障害児を対象に通所事業をされている看護管理者から事例発表をしていただく予定です。
区内で小児の訪問看護実践に携わる訪問看護ステーションやそこで働く看護師が、戸惑ったり不安を抱えることのないように
「北区の小児訪問看護を支える会 SUKU♡SUKU」はこれからも活動していきます!
興味がある方は、北区訪問看護ステーション連絡協議会までご連絡ください。